「かね長通信」コラムへようこそ。
日頃よりお世話になっている皆さまへ 施工事例や家づくりのこだわり・ちょっとした現場の話などをお届けしている「かね長通信」。
紙面での配布に加えて、Webでも気軽に読んでいただけるよう、今後数回にわたりご紹介していきます。
お住まいのヒントや、家づくりの裏側を少しでも楽しんでいただけたら幸いです。
CHAPTER2-外構工事で暮らしを快適に
~草むしりのストレスをなくし、雨の日も快適な住まいへ~
今回ご紹介するのは、木造2階建て住宅での外構リフォーム工事です。
内外装を含む大規模な改修を行ったお宅ですが、なかでもお客様から特にご相談いただいたのが、
外構と洗濯スペースに関するお悩みでした。
◆ お客様のご要望
夏場の草むしりがとても大変。庭の手入れをもっとラクにしたい
雨の日でも洗濯物が干せるようにしたい
お客様ご自身でも丁寧に情報収集され、私たちと相談を重ねながら、以下のような工事方針に決まりました。
◆ 【外構工事】
お庭まわりにあった植栽や花壇をすべて撤去し、全面をコンクリート仕上げに。
これにより、雑草の発生を抑え、清潔感とメンテナンス性の高い外構が実現しました。
見た目もすっきりし、雨の日でも足元が汚れにくくなったとご好評をいただいています。

◆ 【サンルーム設置】
1階・2階のバルコニーを、それぞれサンルームへリフォーム。
雨の日でも安心して洗濯物が干せるだけでなく、“半屋外”のような快適な空間としても活用できる場になりました。
施工中には、既存の土台や柱の劣化、窓の入れ替えの検討といった想定外の課題も。
しかし大工さんとの連携で、下地から丁寧に補修・補強を行い、見た目も使い勝手も安心な仕上がりになりました。
当初は「簡易的にバルコニーを囲う案」も出ましたが、最終的にはメーカー製のしっかりしたサンルームを採用。
見た目の美しさ、機能性ともに優れた空間に生まれ変わりました。

◆ 梅雨も安心、快適な暮らしのスタート
これから迎える梅雨の季節、サンルームがきっと大活躍してくれるはずです。
長期にわたる改修工事となりましたが、お客様からも「快適になりました」とのお声をいただき、大変やりがいのある現場となりました。
快適で安心して暮らせる住まいのお手伝いができたことを、心よりうれしく思います。
(担当:響)
今回は、外構とサンルーム工事を通して、暮らしの“外まわり”を整える事例をご紹介しました。
次回 Chapter 3 では、建物の「内側」に目を向け、空間を引き立てる照明や共用部の工夫についてご紹介します。
どうぞお楽しみに!