~中野区・杉並区・練馬区の地震に備える耐震補強の基本~
第2回 中野区・杉並区・練馬区で知る!耐震補強の基本と具体的な工法

耐震補強の目的は家族の安全を守ること
耐震補強の本来の目的は、家そのものを守るのではなく、家族の命と暮らしを守ることです。
耐震性は「家全体のバランス」が重要で、特定の一部だけを強くしても意味がありません。
中野区・杉並区・練馬区の古い住宅で危険なポイント

無筋コンクリートや玉石の弱い基礎
重たい瓦屋根が建物に大きな負担をかける
壁が少なく窓が多い開放的な間取り
シロアリ被害や経年劣化による木材の腐食
壁・基礎・接合部、それぞれの補強方法
★壁の補強
主な工法
筋交い補強:木材を斜めに入れ、壁の強度を高める
構造用合板張り:壁に厚い合板を貼り、耐震性を向上
耐震パネル設置:既存壁の上に高強度パネルを貼る
メリット・デメリット
工法メリットデメリット筋交い低コスト・効果的仕上げ材の復旧が必要合板張り高い耐震効果費用がやや高いパネル短期間施工・美観が保てる費用が高め基礎の補強
★接合部の補強

主な工法
ホールダウン金物:柱が抜けるのを防ぐ
羽子板ボルト・プレート:梁や柱をしっかり接合
★補強の優先順位とバランスの重要性
1階を優先して補強
屋根の軽量化
壁の配置バランスを整える

【まとめ】
耐震補強はバランスが大切です。壁や基礎、接合部まで総合的に診断し、最適な工法をご提案します。
耐震補強は「備えあれば憂いなし」です。
まずは耐震診断から、一歩を踏み出してみませんか?
当社には中野区耐震診断士・一般耐震技術認定者が在籍しています。ご自宅の耐震性を知ることが、家族を守る
第一歩です。気になる方は、ぜひお気軽にご相談ください。丁寧にお手伝いします。

次回予告
いよいよ最終回は、
「実際に耐震補強を進めるには?費用・助成制度・注意点」
について、現実的な流れやお金のことまで詳しくお伝えします。