第2回:カビ・ダニの温床を防ぐ!結露対策リフォーム

◆ 結露を放置するとカビ・ダニが発生する理由
冬の寒い朝、窓の水滴をそのままにしていませんか?
実はその「結露」、放置するとカビやダニの温床になります。
カビやダニは、次の3つの条件がそろうと繁殖します。
湿度が高い(60%以上)
温度が20〜30℃
ホコリや皮脂などの栄養分がある
結露が生じた窓まわりや壁紙、家具の裏などは、まさにこの3条件がすべてそろう環境。
特に冬場は暖房で室温が上がり、湿気が逃げにくくなるため、カビ・ダニが急速に増える季節です
◆ 健康被害にもつながるカビ・ダニ
「見た目が汚い」だけで済まないのが、カビやダニの怖いところです。
① アレルギー・喘息の原因に

カビの胞子やダニの死骸・糞は、空気中に舞い上がり、
呼吸器に入るとアレルギー症状や喘息の原因になります。
厚生労働省の調査でも、室内カビやダニの増加は子どものアレルギー発症リスクを高めると報告されています。
② 建材の劣化を招く
カビが壁紙や木部に根を張ると、建材が変色・腐朽し、内装や構造材の劣化を早めます。
この状態を放置すると、リフォーム範囲が広がり、結果的に修繕コストが高くなることも・・・
◆ 結露を抑える3つのリフォームポイント
① 窓の断熱改修で“冷たい面”をなくす
結露の多くは、冷たい窓ガラスに湿気が触れて発生します。
そのため、窓まわりの断熱リフォームが最も効果的です。
おすすめは:内窓(二重窓)設置:既存窓の内側に樹脂製サッシを追加し、外気との温度差を軽減
Low-E複層ガラス:断熱性が高く、結露を抑える
これらを組み合わせることで、冬の結露を約70〜80%軽減できます。
② 壁・床の断熱補強
窓だけでなく、壁や床が冷えている場合も結露の原因になります。
特に北側の壁や、床下が外気に触れる部分では、内側に断熱材を追加する「内断熱リフォーム」が効果的です。
中野区・杉並区の木造住宅では、「北側の押入れの裏がカビている」「床が冷たい」といった相談が多く、
壁+床の部分断熱で改善されるケースが多くあります。
③ 換気改善で湿気をコントロール
断熱を強化した住宅では、密閉性が上がるため、換気の工夫が非常に重要になります。
熱交換型の24時間換気システムの導入
浴室・脱衣所・キッチンの局所換気の強化
サーキュレーターで空気を循環
これにより湿気が滞留しにくくなり、カビ・ダニが好む“ジメッと空気”を防げます。
🔷 補助金でのサポートも可能な場合があります
東京都や各自治体では、断熱改修や内窓設置など、
省エネ性能を高めるリフォームに対して補助金制度が設けられている場合があります。
中野区・杉並区でも、
「住宅エコリフォーム補助」 「既存住宅断熱改修支援」
など、工事内容によっては対象となることも。
申請や書類作成は当社で代行いたしますので、
「うちの工事が対象になるか知りたい」など、まずはご相談ください。
🔷 まとめ|カビ・ダニを“発生させない家”へ

カビやダニを防ぐには、「湿気をためない」「冷たい面をなくす」「空気を動かす」ことが基本。
結露を減らすリフォームは、単に見た目をきれいに保つだけでなく、
家族の健康と家の寿命を守る大切な投資です。
中野区・杉並区での断熱・結露対策は、地域の住宅事情を熟知した当社にお任せください。
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