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「結露・カビ対策リフォーム特集」 第3回

目次

第3回:窓・壁・換気の総合対策で“結露しない家”へ

🔷 結露を根本からなくすには“総合対策”が必要

結露は、単に「窓が冷たいから」起こるわけではありません。
断熱・気密・換気のバランスが取れていないと、どこかで温度差や湿気が生まれ、結露の原因になります。

つまり、窓だけ・壁だけでは不十分

住宅全体を見て、「熱と湿気の流れを整える」ことが、“結露しない家”への第一歩です。

🔷 窓対策|結露の発生源を断つ

① 内窓(二重窓)の設置

最も効果的な結露対策のひとつが内窓リフォーム

既存の窓の内側に樹脂製のサッシを取り付けることで、外気と室内の間に「空気の断熱層」をつくります。

これにより: 冬の結露が約7〜8割軽減

窓辺の冷気が和らぎ、暖房効率アップ

防音効果も向上

特に中野区・杉並区の築20年以上の住宅では、単板ガラスから内窓へリフォームするだけで、

結露も光熱費も同時に改善する事例が増えています。

② 高断熱ガラスへの交換

内窓の設置が難しい場合は、「Low-E複層ガラス」などの高断熱ガラスに交換するのも効果的。

ガラス表面温度が下がりにくくなり、結露の発生を大幅に抑えられます。

また、紫外線カット効果があるため、家具やフローリングの日焼け対策にもなります。

🔷 壁対策|内断熱で“冷える壁”を改善

冬の結露は窓だけでなく、北側の壁や押入れの裏にも多く見られます。
これは、外気に触れる面が冷え、室内との温度差で湿気が凝結するためです。

① 内断熱リフォーム

既存の壁の内側に高性能断熱材を施工することで、外気の冷えを遮断し、壁表面の温度を保ちます。

これにより、カビや湿気の発生を防ぐだけでなく、室温を一定に保てる“快適な空間”が生まれます。

② 結露防止クロス・調湿建材の活用

結露しやすい部分には、調湿性能のある壁材を取り入れるのもおすすめ。

湿気を吸収・放出して、室内の湿度を自動調整します。

見た目を変えずにできる対策として人気です。

🔷 換気対策|湿気をこもらせない空気の流れづくり

① 熱交換型換気システム

外の冷たい空気をそのまま入れると、せっかく暖めた室温が下がってしまいます。
そこでおすすめなのが熱交換型換気
排気の熱を利用して、外気を暖めながら取り込む仕組みです。

これにより、

冬でも室温を保ちながら換気できる

湿気を適度に排出できる

結露防止+省エネの両立が可能

中野区・杉並区でも、リフォーム時に導入されるケースが増えています。

② 局所換気の見直し

浴室・脱衣所・キッチンなど、湿気が多い場所の換気扇を常時運転にするだけでも、

結露防止に大きく貢献します。

また、古い換気扇は風量が不足していることも多く、省エネ型の新モデルに交換するだけで換気効率が改善します。

🔷 中野区・杉並区の住宅でのおすすめ組み合わせ

このエリアでは、狭小敷地や木造住宅が多いため、以下のような組み合わせリフォームが効果的です。

対策内容;

・効果窓リフォーム内窓+Low-E複層ガラス結露軽減

・断熱性向上壁内断熱北側の壁面に断熱材追加カビ防止

 ・室温安定換気改善熱交換換気+局所換気強化湿気排出

 ・空気の質改善

これらをバランスよく組み合わせることで、「結露しない家」=健康で長持ちする家が実現します。

🔷 まとめ|冬でも結露知らずの快適な住まいへ

結露は、断熱・気密・換気のどれかひとつでも欠けると発生します。
そのため、住宅全体を見てトータルに整えるリフォームが大切です。

当社では、中野区・杉並区の住宅を中心に、結露・断熱・換気を総合的に改善するリフォームを行っています。

補助金の対象となるケースもありますので、まずは現地調査・お見積りからお気軽にご相談ください。

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専門スタッフが、親身にご対応させていただきます。