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「健康×快適リフォーム」シリーズ 第3回

目次

第3回:健康と省エネを両立!断熱・気密・換気のバランスリフォーム

断熱だけでは足りない?快適さを左右する“気密と換気”

「断熱リフォームをしたのに、なぜか寒い」「結露が減らない」──そんな声を耳にすることがあります。

実はその原因、**“気密と換気のバランス不足”**にあることが多いのです。

断熱は「熱を通しにくくする」工事ですが、
家のすき間が多いと、せっかくの暖気が外に逃げてしまいます。

逆に、気密を高めすぎて換気が不十分になると、湿気や汚れた空気がこもり、カビや結露の原因にも。

つまり、断熱・気密・換気は三位一体で考えることが大切です。

気密性を高めるメリットと注意点

築20〜30年以上の木造住宅では、床下・壁・サッシまわりなどに小さなすき間が多く見られます。

こうした“すき間風”が冬の冷えの大きな原因です。

気密リフォームによって、

* 暖房効果が上がる(光熱費削減)

* 外気の冷たい風を防げる

* 室内の温度ムラを抑えられる

などのメリットが得られます。

ただし、気密性を高めた分、計画的な換気が必要になります。
空気の流れを設計せずに気密だけを上げると、湿気や二酸化炭素がこもりやすく、快適さを損なうことがあります。

快適で健康な空気をつくる「換気リフォーム」

断熱と気密を整えた住宅では、**“熱を逃がさず空気を入れ替える”**換気システムが効果的です。

  ◇熱交換型換気システム

室内の温かい空気の熱を、外から入る新鮮な空気に移す仕組み。
外気を冷やさずに取り込めるため、冬の室温が下がりにくく、光熱費も削減できます。

  ◇熱交換型換気システム

室内の温かい空気の熱を、外から入る新鮮な空気に移す仕組み。
外気を冷やさずに取り込めるため、冬の室温が下がりにくく、光熱費も削減できます。

  ◇窓の換気改善

   * 開口部を広げて自然換気を促す

   * 換気小窓や上げ下げ窓の設置

   * 内窓との併用で冷気を防ぎながら通気性を確保

換気リフォームは、結露防止やアレルギー対策にも効果的です。
空気環境を整えることで、室内が常にクリーンで健康的になります。

中野区・杉並区の住宅に合った「バランス型リフォーム」とは

中野区・杉並区の住宅は、敷地に余裕がない都市型住宅が多く、
外断熱よりも内側からの断熱+気密強化が効果的なケースが多いです。

例えば:

壁の内側に高性能断熱材を追加

サッシを樹脂製の高断熱窓に交換

換気扇を熱交換タイプへ変更

このように、部分的な改修でも快適性と省エネを両立できます。
リフォームの規模や築年数に応じて、無理なく段階的に改善していく方法もおすすめです。

🔷 まとめ|「あたたかく、空気もきれいな家」で健康的に暮らす

断熱・気密・換気のバランスを整えることで、

* 冬の冷えを防ぎ

* 室内の温度差をなくし

* 清潔で快適な空気環境を保つ

──そんな「体にやさしい住まい」を実現できます。

当社では、中野区・杉並区での断熱・換気リフォームを一貫対応しています。
まずはご自宅の現状を診断し、最適な改善方法をご提案いたします。

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